クレジットカードのリボ払いは過払い金請求できる?

クレジットカードのリボ払いが支払えないと、「過払い金請求できないかな」と思ってしまいますよね。

実は、クレジットカードのリボ払いも過払い金請求できる可能性はあるのですが、現在だとかなり条件が厳しいといえます。

ここでは、クレジットカードのリボ払いを過払い金請求するための3つの条件を説明したうえで、過払い金請求する前に絶対知っておくべき3つのポイントも紹介していきます。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求するための3つの条件

クレジットカードのリボ払いは過払い金請求できる可能性がありますが、以下の3つの条件のうち1つでも当てはまらない場合はアウトです。

キャッシング枠を利用している

クレジットカードのリボ払いで過払い金が発生するのは、キャッシング枠を使って借金をしていた場合のみです。

ショッピング枠を利用した場合は扱いが「立替金」となり、「借金」ではないので過払い金は発生しません。

つまり、ショッピング枠しか使っていない場合は過払い金が発生する可能性がないということです。

2008年より前に借金をしている

2008年以降は借金に関する法律が整備されたので、過払い金が発生しなくなっています。

つまり、クレジットカードのリボ払いに過払い金が発生する可能性があるのは、2007年以前の借金のみということになります。

10年の時効が成立していない

過払い金には10年の時効があるため、最後の取引から10年が経過すると過払い金が消滅してしまいます。

最後の取引とは、具体的にいうと借金を完済した日となります。

つまり、2007年以前にクレジットカードのキャッシングリボで借金をしていても、完済してから10年以上が経っている場合は、既に過払い金が消滅しているということです。

リボ払いを過払い金請求する前に絶対知っておくべき3つのポイント

クレジットカードのリボ払いに過払い金が発生している場合でも、過払い金請求をする前に絶対知っておくべきことが3つあります。

過払い金請求したカードは使えなくなる

過払い金請求をすると、対象のカードは解約扱いとなり、再契約をするのも難しくなります

例えば、イオンカードを過払い金請求した場合、イオンカードは強制解約され、もう一度発行してもらうこともできなくなるといった具合です。

付いていたポイントなども失効するため、過払い金請求すると決めたらポイントは使い切ってしまいましょう。

公共料金などの支払いに使っているカードの場合は、支払方法の変更も必要となります。

完済していないカードだとブラックリストに載る

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する場合、クレジットカードのショッピング枠やキャッシング枠に完済していない利用履歴があると、いわゆる「ブラックリスト」に載って制限を受けることになります。

クレジットカードの利用枠を完済せずに過払い金請求をすると、債務整理の1つである「任意整理」も同時に行われることになり、その結果として約5年間ブラックリストに載ります。

ブラックリスト中は、クレジットカードの利用、借金をすること(ローン含む)、分割払いをすること、借金の保証人になることができなくなります。

ブラックリストに載ると困るという場合は、クレジットカードの支払いを完済してから過払い金請求をしましょう

過払い金請求は専門家に依頼しよう

過払い金請求をするには、利息の金額を正確に計算しなおすために、「引き直し計算」という専門的な知識が必要な作業をしなければなりません。

一般の人でも引き直し計算ができないわけではありませんが、間違っていた場合は戻ってくる過払い金が減ってしまうおそれがあります。

過払い金請求ができるのは1回きりですので、間違っていても後から訂正することはできません。

過払い金請求をするなら専門家に任せた方が確実であり、手間もかからずに済むのです。

まとめ

クレジットカードのリボ払いに過払い金が発生している条件としては、キャッシング枠で借金をしていること、2007年以前の借金であること、完済から10年以上経っていないことの3つがあります。

1つでも満たしていないものがある場合、過払い金が発生している可能性はありません。

なお、過払い金請求をすると、対象のクレジットカードが解約になる、ショッピング枠やキャッシング枠に完済していない利用履歴があるとブラックリストに載って制限を受ける、という2つのデメリットがあります。

また、自分で過払い金請求をして引き直し計算を間違った場合、戻ってくる過払い金が減ってしまうおそれがあるので、過払い請求は専門家に任せるのがおすすめです。