クレジットカードの取り立てを放置するとどうなる?対処法は?

クレジットカードは便利ですが、つい使い過ぎてしまったり、うっかり口座の残高を確認していなかったりして、支払いが遅れてしまうこともありますよね。

クレジットカードの支払い遅れがあると、電話やハガキで取り立てが来ます。

取り立てを放置してしまうと、延滞金が発生する、残高を一括払いで請求されるといったリスクが発生し、最終的には裁判になって給料や財産の差し押さえを受けます。

クレジットカードの取り立てを放置すると発生する5つのリスク

クレジットカードの支払い遅れがあると、まず電話やハガキで取り立てが来ます。

取り立てを放置すると、以下のような流れで5つのリスクが発生します。

遅延損害金が発生

クレジットカードの支払いを決められた期日までに行わないと、遅延損害金が発生します。

遅延損害金はレンタルDVDの返済が遅れたときの延滞金のようなもので、より高い金利の利息という形でつくため、放置が長引けば長引くほど金額がふくらんでいきます

職場に電話が来ることも

電話での取り立てはまず、クレジットカードを申し込んだときに登録したスマホや自宅の電話番号に来ますが、放置し続けていると職場に電話が来ることがあります。

正当な理由がないのに職場へ取り立ての電話をかけることは貸金業法21条で禁止されていますが、スマホや自宅に電話をかけても全く反応がなく、ハガキでの督促も無視という状況が続くと、職場への電話もやむを得ないとみなされてしまうのです。

内容証明郵便での一括請求

電話やハガキでの取り立てを2~3カ月放置すると、内容証明郵便という種類の郵便で「借金の残高を一括払いで支払ってください」という内容の請求が来ます。

内容証明郵便とは、書留のように手渡しで受け取る郵便で、内容の控えが郵便局に保管されています。

そのため、内容証明郵便での請求が来たら言い逃れはできません。

また、この時点で借金を分割払いで返済することが認めてもらえなくなり、全額を一括で返済する義務が発生します。

裁判になって自宅に訴状が届く

内容証明郵便での一括請求に応じずにいると、カード会社から裁判に訴えられ、自宅に訴状が届きます。

そのため、家族に借金がバレてしまいますし、裁判のことで心配をかけてしまうことになります。

裁判に勝つことは難しく、敗訴すると裁判所から支払命令が出されます。

給料や財産の差し押さえ

支払命令が出ると、カード会社は給料や財産の差し押さえを行うことができるようになります。

給料の差し押さえでは必ず職場に連絡がいくため、職場に借金のことがバレてしまいます。

また、差し押さえられる財産には、家や土地、車やバイクといったものも含まれるため、自分や家族の生活にも影響が出てきます。

クレジットカードの取り立てが来たらどうすればいい?

クレジットカードの取り立てが来た場合、すぐに支払いをすれば遅延損害金も大した額にはなりませんし、クレジットカードの利用停止も解除してもらえます。

電話やハガキで支払いの案内が来るので、それに従って再振替の準備をしたり、指定の口座にお金を振り込んだりしましょう。

一方、既に内容証明郵便での一括請求が来ている場合は、自分の力だけで解決するのは難しいといえます。

この場合は弁護士や司法書士の力を借りて「債務整理」という手続きを行えば、借金を減額してもらえたり、裁判や差し押さえを回避したりできます。

まとめ

クレジットカードの取り立てを放置していると、遅延損害金が発生する、職場に取り立ての電話が来る、内容証明郵便で一括請求される、裁判に訴えられる、給料や財産を差し押さえられるという5つのリスクが発生します。

取り立てを受けてすぐに支払いをすれば、遅延損害金も大きな金額にはならず、カードの利用停止もすぐに解除されます。

しかし、既に内容証明郵便での一括請求を受けている場合は、自力で解決するのが難しいため、弁護士や司法書士に債務整理を依頼したほうがいいといえます。