個人再生なら債務整理しても「住宅ローン特則」で家を残せる

個人再生とは、裁判所に申し立てをして借金の元本を5分の1程度に減額してもらい、それを35年間で返済していく債務整理です。

個人再生では、「住宅ローン特則」という制度を利用することで、家を失わずに債務整理することができます。

そのまま個人再生すると住宅ローンが整理されて家を失う

個人再生は任意整理とは異なり、裁判所を通した法的な手続きとなるため、すべての借金を平等に整理しなければならないというルールである「債権者平等の原則」が適用されます。

つまり、個人再生では整理したくない借金があっても対象から外すことはできないので、住宅ローンも整理の対象となるのです。

そのため、そのまま個人再生すると住宅ローンが整理されて、家が処分されることになってしまいます。

「住宅ローン特則」なら住宅ローンを整理の対象から外せる

しかし、個人再生には「住宅ローン特則」という制度があり、これを利用すると住宅ローンのみ特例として個人再生の対象から外すことができます。

要するに、住宅ローン特則付きで個人再生をすれば、家を残したまま住宅ローン以外の借金を整理できるということです。

例えば、住宅ローン以外に合計450万円の借金をしている人の場合、家以外の財産が特になければ、返済額は100万円まで減らしてもらえます。

個人再生をした後は、減額された元本を3~5年で返済しつつ、並行して住宅ローンの返済をしていけばOKです。

なお、家以外に財産(預金・車・バイク・退職金見込額・保険の解約払戻金など)がある場合は、財産をお金に替えた価値までしか借金を減額してもらえないので注意してください。

上の例でいうと、財産がなければ元本を100万円まで減らしてもらえるところ、150万円の車がある場合は返済額が150万円になってしまうということです。

 

まとめ

・個人再生なら住宅ローン特則を利用すれば家を残せる