クレジットカードが払えないときの救済措置「債務整理」とは?

クレジットカードの支払いができなくなって救済措置を探す人は少なくありません。

知らない人も多いのですが、クレジットカードが払えなくなったときの救済措置としては「債務整理」というものがあります。

ここでは、借金を減らす正式な手続きである債務整理について、相談先ややり方などを踏まえて解説していきます。

クレジットカードが払えないときの救済措置は債務整理!

クレジットカードの支払いができなくなった場合、救済措置として債務整理を行うことができます。

債務整理とは法律で認められている借金減額の正式な手続きのことで、クレジットカードの支払いについても、ショッピング枠・キャッシング枠ともに扱ってもらえます

また、分割払いやリボ払いになっていてもOKなので、クレジットカードの支払い全般に対応してもらえるといえます。

債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」といった種類があります。

任意整理

最も手軽にでき、利用者が一番多い債務整理です。

任意整理では、利息や遅延損害金を0円にしてもらったうえで、返済期間を60回払いなどの長期に設定してもらえるため、毎月の負担を半分くらいに抑えられます

任意整理のデメリットとしては、いわゆる「ブラックリスト」の状態になって、クレジットカードやローンの利用、分割払いなどの手続きが約5年間できなくなることだけです。

手続きの中で本人がやらなければならないこともほとんどないので、簡単に借金を減らせます。

個人再生

個人再生では、借金の元本を5分の1程度に減額してもらい、35年かけて返済していくことになります。

個人再生は裁判所を通す手続きなので、任意整理よりも複雑でデメリットも少し増えます。

クレジットカードの支払いはそこまで大きな金額ではないことが多いため、クレジットカードの債務整理では個人再生はあまり使われないかもしれません。

自己破産

裁判所に申し立てて財産を処分する代わりに、借金そのものをなくしてもらえる債務整理です。

返済の必要もなくなるため、まったく収入がない人でもできるというメリットがあります。

自己破産では財産が処分されますが、99万円以下の現金と生活必需品(家具家電など)は残すことが認められているので、一文無しになることはありません。

クレジットカードの救済措置である債務整理のやり方

債務整理は弁護士や司法書士に相談して行うのが一般的です。

まずはインターネットなどで弁護士事務所や司法書士事務所を探してみて、合いそうなところが見つかったら事前相談に行きましょう。

ほとんどの法律事務所では事前相談が無料になっています。

事前相談では、クレジットカードの支払い以外に借金があるか、今の収入はどのくらいかなどを話すことになるので、クレジットカードや借金についての資料となるもの(取引明細や契約書など)があればまとめて持っていきましょう。

また、通帳のコピーもあったほうがいいです。

事前相談では、どの債務整理が一番いいかを検討することになります。

行うべき債務整理が決まったら正式に契約を結ぶことになるため、身分証明書や印鑑が必要になります。

契約を結んだ後に本人がやるべきこと(書類集めなど)がある場合は、弁護士や司法書士から案内があるので、それに従いましょう。

まとめ

クレジットカードの支払いができない場合は、救済措置として「債務整理」を行うことができます。

債務整理ではリボ払いの場合を含め、クレジットカードのショッピング枠・キャッシング枠ともに扱ってもらえます。

債務整理は弁護士や司法書士に依頼して行うのが一般的なので、まずは法律事務所を探して事前相談に行ってください。

既に内容証明郵便での一括請求や裁判の訴状が届いている人でも、すぐに債務整理をすれば間に合うケースがほとんどですので、ためらわずに相談しましょう。